ながまって化学〈子どもに抗菌剤〉

厚生労働省は今月14日
抗菌剤の適正使用の手引きの改正案で
小児のいわゆる風邪には抗菌剤を投与しない事、
予防的にも投与しない事を推奨した。
(生後3ヶ月未満を除く)

風邪の原因病原体はウイルス。
抗菌剤は効果がない。
ただし長引いて二次感染した場合、
(副鼻腔炎や溶連菌や気管支炎など)
抗菌剤が必要になるため、
経過状態の見極めが重要。


とのこと。


江戸時代、
子どもは「七つまでは神のうち」と言われました。
いわれの由来は諸説あるようですが、
医学的には感染症での死亡率が高かったのでしょう。
それを考えると、抗菌剤は人類に多大なる貢献をしたと言えますが、
現代は逆に使い過ぎる時代になってしまいました。


本当に必要かどうか
的確に処方すべき流れになってきたのですね。

ワイズファーマシー

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